2013年11月11日月曜日

ネズミとの戦い(その3:ジェノサイド編)

ネズミとの戦い、その3です。

その1はこちら
その2はこちら



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なんやかんやで2匹のネズミを捕まえましたが、敵はまだまだまだまだいます。
今日も、部屋の外をササーっと疾走するネズミを見かけましたし、夜になると相変わらずガサガサと天井裏で何かしています。
そして!僕が居なくなるとやはりゴミ箱を漁ってティッシュをぶちまけたりします。

懲りていない…!奴らは仲間が一匹づつ減っていることに気づかないんでしょうか。


まあ、僕がそんなことを考えても仕方ないので、自分の仕事(ネズミ退治)に集中します。
残り2枚になったネズミ捕りシートを同じように設置。


すると…
次の日やっぱり捕獲できました。
もはや慣れた手つきでネズミを処理します。

処理するときって、広げていたネズミ捕りを半分に折りたたんで捨てるんですが、つまり折りたたんだシートの間にネズミを挟むことになるんですね。

こんな感じで。


その時に、

「チュー」

あ、鳴いた。
どうやら挟まれて圧がかかった時に鳴くらしい。
…もう一回やってみよう。

ぎゅっ
「チュー」

お、やっぱり鳴いた。
……もう一回やってみよう。

ぎゅっ
「…」

あれ、鳴かない。

ちょっと強めにぎゅっ
「チュー」

お、鳴いた鳴いた(何だか満足)。
こんな風にして人間は簡単に残虐性が増すんだと身を持って知りました。よい子はマネをしてはいけません。




…さて、この時点でネズミ捕りを4枚使用しており、(最初に捕まえた時に2枚のシートに跨って捕まっていたので)
全部で5枚だったので、残り1枚。

敵(ネズミ)はまだ潜んでいそうだけれども、ネズミ捕りシートは残り1枚しかありません。
果たして残りのネズミ捕りでネズミ被害を根絶することは出来るのか…

とは言っても、使うより仕方ないので、設置しました。
囮エサの豆乳を角に置いて、斜めにネズミ捕りを設置しました。
こんなイメージです。
壁を立体的にするのに時間かかった…



そして、実はこの時、翌日からタイに行っていました。
(タイに行ってた時のブログ記事はこちら「越南日記:タイに行ってきた」

どういうことかと言うと、1週間以上部屋をそのままにしていたわけです。

1週間とちょっとの後、ドキドキワクワクしながらタイから帰ってきました。自分で書いていて思いましたが、部屋に設置したネズミ捕りにワクワクしながらタイから帰ってくるってだいぶ趣味悪いですね。


部屋に戻ると、





!!!!!!!!





想像を遥かに超える光景。
すでに3度のネズミ捕獲経験のある僕が、またもや固まりました。






6匹。


これを貼るためにモザイクつける方法を覚えました。




今回は6匹とも全部小さめのネズミだったのですが、それが1枚のシートの上に所狭しと捕まっているのは中々衝撃的です。


それにしてもどうやって6匹も捕まったんでしょうかね。
人間的に考えれば、捕まってる仲間を見て警戒しそうなものですが、ネズミはそんなことは考えられないんですかね。


エサがある、そして近くで仲間がネズミ捕りに引っかかっているということは……よくわからん、突撃!
みたいな感じでしょうか。アホですね。

それとも、仲間が居るから野次馬的に集まったら捕まった、ってのもあるかもしれませんね。アホですね。

あるいは、仲間がネズミ捕りに引っかかっている→今助けに行くぞ!…ちくしょう、俺まで捕まっちまった…!
というパターンもあるかもしれません。感動的ネズミドラマですね。

そういうことがあったなら逃がしてやらないこともないかな…






とは全く思いませんけどね!



そんなこんなでネズミ捕りを使い果たし、僕は9匹のネズミをあの世に送り込みました。南無。
しかし、やはりネズミは居なくなっておりません。そりゃそうですよね…。

ネズミとの戦いはまだまだ続く・・・

(でもネズミ記事飽きたので次回未定)

2013年11月9日土曜日

ネズミとの戦い(その2:厄介な2匹目捕獲編)

前回の記事はこちら。
部屋に悪さをするねずみが現れたので、捕まえるべく頑張る話。

今日はそれの続きです。



どうやら敵は複数いることが判明…。
たしかに、餌があるところにネズミが一匹だけ現れるのは考えにくいですね。
敵は複数いるとわかったところで、残りのシートでもう一度同じ罠を仕掛けます。

前回と同じ写真ですが、まあこんなイメージです。


その日の帰り道、ネズミが捕まっているところを想像し、わくわくさえしていました。
「捕まっていたらどんなお仕置きをしてやろうかグヘヘ…」
前回ネズミを捕まえた時はビビりまくっていたのに、人間はこうも簡単に残虐性が増すんですね。

ところが帰宅すると、朝家を出た時と特に変化は無し。
ネズミは捕まっていませんでした。警戒していたんでしょうか。

もう少しシートを仕掛けたままにしてみることに。





次の日の帰宅後…

!!!
下の方に注目。



います!ネズミ!
でも何だか変な状況。
ネズミ捕りは椅子に貼りつき、ネズミはと言えば床に貼り付いています。

「どんなお仕置きをグヘヘ…」なんて思っていた自分ですが、予想外の捕まり方を見てまた固まりました。


おそらく…
ネズミは一度ネズミ捕りシートに引っかかったものの、足がシートの外に出ていたのだと思います。そこから懸命にもがいて、シートごと机から落っこちたのでしょう。

そしてシートはイスにくっつき、シートから剥がれたネズミは床に着地!

たぶんこの時、ネズミは「これで逃げられる!」って思ったと思います。
ところが、体に付いた粘着剤のせいで、今度は床に貼りついてしまう…
ネズミの絶望を考えると涙が止まりませんね。
シートから剥がれても逃がさない粘着液の威力、恐るべし。


ネズミがもがいているので、逃がさないためにもとりあえずネズミの上にネズミ捕りを被せました。

これで逃げられる心配もないですね。

で、床からネズミを上手くネズミ捕りの方にくっつけます。

ネズミ捕りに移した奴の写真がだいぶクリアに撮れたので、その写真をこのブログでも何度か登場しているいけのんに送り付けたら

「ぷぎゃああああああああああ
グロすぎ吐いたw」

と返ってきました。
見たい方は個人的に連絡ください。


そんなこんなで2匹目も無事あちらの世界に送り込みました。
ただ、この後床の掃除するのが大変でしたが…。

そして相変わらずネズミ達は、部屋にチラッと姿を見せたり、
夜になると天井の上をガサゴソガサと這い回ったりしています。

さらに残るネズミ捕りは2枚。残りでどれだけのネズミをやっつけられるやら…。


(また次回へ続く)

たぶん次回のタイトルは、
「ネズミとの戦い(その3:ジェノサイド編)」とかなると思います。

2013年11月3日日曜日

ネズミとの戦い(その1:ぬか喜び編)


最近、僕はあるものと戦っています。

それは…ネズミ。
画像はイメージです。
実際こんなに可愛くないですからね。


奴らは、部屋におやつがあれば食い散らかし、豆乳があればパックをかじって穴を空け、ゴミ箱を荒らし、フンを残し、部屋中を汚す憎き敵なのだ!!

こんな感じでやられます。
豆乳拭いてる時何だか惨めな気持ちになります。


しかも奴らは、自分が部屋にいない時を狙って悪事を働くので二重の意味で汚い。
以前、部屋に戻ってきて、日本から来た人にお土産でもらったチーザを全部食べられているのを見つけた時は、発狂しそうになりました。地団駄ってこういう時に踏むんですね。思わずやってました。


そこで、ついに腹に据えかねた僕は武力行使に踏み切ることを決定。
日本から持ってきてもらったネズミ捕りシート、今こそ使う時!
待ってろネズミ。今捕まえてやるからな。フハハハ。

パッケージの写真を撮り忘れたので、
こちらもイメージです。



【戦い①:とりあえず王道】
ネズミ捕りの説明書きを見ると、ネズミが通りそうな隙間などに配置してください、とある。
ということで、説明に従ってネズミの通り道にシートを設置!

というのも、今までの被害の経験からネズミのルートは把握済み。
いつも奴は、お菓子やゴミを荒らした後に帰り道の跡が微かに残していくのです。ゴミとかお菓子を巣に持って帰るみたいだし。あぁ憎たらしい。
シートは5枚入りなので、最初から本気を出して全部のシートをそれぞれの場所に設置。





結果――――敗北。



捕まりませんでした。
それどころか、ネズミ捕りシートを置いたことで浮かれて、迂闊にもテーブルの上に豆乳を放置しており、そっちを食い散らかされていました。キィー!
負けない、私は負けないぞ!



【戦い②:豆乳でおびき寄せ作戦】
グーグル先生に聞いてみたところ、ネズミは警戒心が強いらしく、普段と違うものには近寄らないらしいです。そのために前回は失敗してしまったと分析。
てことで、いつも被害にあっている豆乳をシートで囲い、おびき寄せる作戦に変更しました。

こんな感じ。
ついでにゴミ袋も齧られるので、それも設置。



翌日、仕事から帰宅すると…
 !!!
机の左の方に注目!

何とネズミが捕まっているではありませんか。
ネズミを捕まえるためにネズミ捕りを設置したものの、本当に引っかかってるのを見た時は固まりました。
シートの上で粘着性の液でベトベトになってもがくネズミは見ていて気持ちの良いものではありません。

しかし、とにかく、悪さをしているネズミを捕まえたのです。
人間様に逆らうからこうなるのだ!と心の中で唱えながら、恐る恐るシートを袋に入れて捨てました。



長い間悩みの種だったネズミを駆除したことで、これからは平穏な日常が戻ってくることでしょう…。
脳内でビフォーアフターのリフォーム後に流れるBGMが流れます。

ネズミを処理し終えた達成感を感じながら、優雅な気持ちに浸ってFacebookを見ていたところ、




ゴソゴソゴソ


え?


ひょこ!(という音は出ていませんが)
なんと、ネズミが戸棚の陰から顔を出しているではありませんか!!!

奴は僕の姿を見つけるとすぐに引っ込んでしまいましたが、それだけで十分な衝撃を僕にもたらしました。


まだ…奴らは居る。
ネズミとの戦いは始まったばかりなのでした。

続く