2014年1月8日水曜日

めちゃくちゃ寒いハノイの冬。なぜなら…

シンチャオ!

2014年になりましたね。
今年は、少なくともハノイに居る間はもうちょっと頑張ってブログを書きたいと思います。

といつも思っていますが、たぶんマイペースな更新のままだと思います。



さて、最近のハノイのなのですが、

寒い。


ハノイはベトナムの北の方にあり、実は温帯気候。四季があるのです。
なので、日本と同じように今は冬なのです。

どれくらい寒いかというと、
気温で言うと、朝夕は10度前後。
…と聞くと、「そんな寒くないのでは?」
と思う方も多いのではと思います。


しかし!
大間違いです。めっちゃ寒いです。


何故寒いかというと、
「家の作りが冬に対応していない」
ということ。

毎年冬が来るハノイなのに、何故か家の作りは夏にしか対応していなかったりします。
もちろん家にもよるのでしょうが…少なくとも私の住んでいる家は全く対応していません。

対応していないポイント①

一見部屋にエアコンがあるので冬でも大丈夫そうですが…


エアコンは、スイッチが一つしかなくON/OFFしか切り替えられません。
そしてONにすると冷気が出てくるのです。


対応していないポイント②

さっきの写真。
ちょっとズームしてみましょう。


わかりますか?
ブラインドみたいになっている窓は固定されていて、外気が普通に入ってくるのです。

何故か冬に対応していない家、そして暖房器具もない。今まで戦っていたネズミも最近は出てこない。
つまり、ハノイはだいたいどこにいても寒いのです。これが日本とは違うところ。




じゃあ冬にハノイ人はどんな生活してるのってとこなんですが、上着を着て夏と同じように生活しています。あまり変わらない。

夏にスイカ食ってた果物屋さんは相変わらずスイカ食ってるし(売ってるし)、
夏に道でトランプしていた人たちは上着を着てトランプしているし、
夏に道端でシャンチー(中国将棋)しているおっさんは、ジャンパー着て同じように打ってるし、
夏にバイクの上でだらだらしていた人たちは、上着を着てだらだらしているし(人数は減った気がするが)、
夏に路上で乾杯している人たちは、やっぱり上着を着て外で乾杯しています。

みんな家の中入ってやれよ、と思いますが、家の中も寒いんでした。

ベトナムについて書かれた本に「北部は我慢強い性格」って書かれていたりしますが、こういうことなんでしょうかね…?



一方私の一日はというと、朝寒い寒いと目をさまし、オフィスに行き、気温の上がる昼間は寒い屋内でかじかむ手で仕事をし、気温が下がってくる夜に家に帰り、寒い家で寝るまで過ごします。寝るまでと言ってますが、何をするにも寒すぎるのでさっさと毛布に包まってしまいます。
活動時間が短いうえに生産性もあがらない。


逞しいハノイ人に比べて、寒さにやられっぱなしの私。こんなんじゃいけない。
寒さに対抗すべく繰り出した秘儀…それは、


「厚着」


今の日本みたいに、中に居たら暖房がきいていて温かい場合は、外にいるときだけ立派な防寒着を身に着けていればいいんです。昔の私もそうでした・・・

でも、一日中どこに居ても気温が変わらず寒い、そんな時には厚着です。


ある日の私の服装、
上半身:ヒートテック×2、タートルネック、シャツ、セーター
下半身:ジーンズ、ゆるめの綿のパンツ、タイパンツ
その他:マフラー、ニット帽、靴下×2

そんな格好で朝出かけ、家に帰れば
上半身:Tシャツ×2、タートルネック(服と服の間だったので汚れてないだろうと再登板)、トレーナー
下半身:バスパン、スウェット

という格好でいます。
もう着膨れ感が半端じゃない。野球拳で負ける気がしない。お前らまとめて裸にしてやるぜ!みたいな。
ちなみに靴下は洗濯が間に合わないので最近では一枚ずつ履いています。それでもまだ温かいし野球拳も強いです。



まあ本当のことを言うと、ジャンパーとかコートとかを買うタイミングを逃してしまっただけなんですけどね。