2013年11月11日月曜日

ネズミとの戦い(その3:ジェノサイド編)

ネズミとの戦い、その3です。

その1はこちら
その2はこちら



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なんやかんやで2匹のネズミを捕まえましたが、敵はまだまだまだまだいます。
今日も、部屋の外をササーっと疾走するネズミを見かけましたし、夜になると相変わらずガサガサと天井裏で何かしています。
そして!僕が居なくなるとやはりゴミ箱を漁ってティッシュをぶちまけたりします。

懲りていない…!奴らは仲間が一匹づつ減っていることに気づかないんでしょうか。


まあ、僕がそんなことを考えても仕方ないので、自分の仕事(ネズミ退治)に集中します。
残り2枚になったネズミ捕りシートを同じように設置。


すると…
次の日やっぱり捕獲できました。
もはや慣れた手つきでネズミを処理します。

処理するときって、広げていたネズミ捕りを半分に折りたたんで捨てるんですが、つまり折りたたんだシートの間にネズミを挟むことになるんですね。

こんな感じで。


その時に、

「チュー」

あ、鳴いた。
どうやら挟まれて圧がかかった時に鳴くらしい。
…もう一回やってみよう。

ぎゅっ
「チュー」

お、やっぱり鳴いた。
……もう一回やってみよう。

ぎゅっ
「…」

あれ、鳴かない。

ちょっと強めにぎゅっ
「チュー」

お、鳴いた鳴いた(何だか満足)。
こんな風にして人間は簡単に残虐性が増すんだと身を持って知りました。よい子はマネをしてはいけません。




…さて、この時点でネズミ捕りを4枚使用しており、(最初に捕まえた時に2枚のシートに跨って捕まっていたので)
全部で5枚だったので、残り1枚。

敵(ネズミ)はまだ潜んでいそうだけれども、ネズミ捕りシートは残り1枚しかありません。
果たして残りのネズミ捕りでネズミ被害を根絶することは出来るのか…

とは言っても、使うより仕方ないので、設置しました。
囮エサの豆乳を角に置いて、斜めにネズミ捕りを設置しました。
こんなイメージです。
壁を立体的にするのに時間かかった…



そして、実はこの時、翌日からタイに行っていました。
(タイに行ってた時のブログ記事はこちら「越南日記:タイに行ってきた」

どういうことかと言うと、1週間以上部屋をそのままにしていたわけです。

1週間とちょっとの後、ドキドキワクワクしながらタイから帰ってきました。自分で書いていて思いましたが、部屋に設置したネズミ捕りにワクワクしながらタイから帰ってくるってだいぶ趣味悪いですね。


部屋に戻ると、





!!!!!!!!





想像を遥かに超える光景。
すでに3度のネズミ捕獲経験のある僕が、またもや固まりました。






6匹。


これを貼るためにモザイクつける方法を覚えました。




今回は6匹とも全部小さめのネズミだったのですが、それが1枚のシートの上に所狭しと捕まっているのは中々衝撃的です。


それにしてもどうやって6匹も捕まったんでしょうかね。
人間的に考えれば、捕まってる仲間を見て警戒しそうなものですが、ネズミはそんなことは考えられないんですかね。


エサがある、そして近くで仲間がネズミ捕りに引っかかっているということは……よくわからん、突撃!
みたいな感じでしょうか。アホですね。

それとも、仲間が居るから野次馬的に集まったら捕まった、ってのもあるかもしれませんね。アホですね。

あるいは、仲間がネズミ捕りに引っかかっている→今助けに行くぞ!…ちくしょう、俺まで捕まっちまった…!
というパターンもあるかもしれません。感動的ネズミドラマですね。

そういうことがあったなら逃がしてやらないこともないかな…






とは全く思いませんけどね!



そんなこんなでネズミ捕りを使い果たし、僕は9匹のネズミをあの世に送り込みました。南無。
しかし、やはりネズミは居なくなっておりません。そりゃそうですよね…。

ネズミとの戦いはまだまだ続く・・・

(でもネズミ記事飽きたので次回未定)

2013年11月9日土曜日

ネズミとの戦い(その2:厄介な2匹目捕獲編)

前回の記事はこちら。
部屋に悪さをするねずみが現れたので、捕まえるべく頑張る話。

今日はそれの続きです。



どうやら敵は複数いることが判明…。
たしかに、餌があるところにネズミが一匹だけ現れるのは考えにくいですね。
敵は複数いるとわかったところで、残りのシートでもう一度同じ罠を仕掛けます。

前回と同じ写真ですが、まあこんなイメージです。


その日の帰り道、ネズミが捕まっているところを想像し、わくわくさえしていました。
「捕まっていたらどんなお仕置きをしてやろうかグヘヘ…」
前回ネズミを捕まえた時はビビりまくっていたのに、人間はこうも簡単に残虐性が増すんですね。

ところが帰宅すると、朝家を出た時と特に変化は無し。
ネズミは捕まっていませんでした。警戒していたんでしょうか。

もう少しシートを仕掛けたままにしてみることに。





次の日の帰宅後…

!!!
下の方に注目。



います!ネズミ!
でも何だか変な状況。
ネズミ捕りは椅子に貼りつき、ネズミはと言えば床に貼り付いています。

「どんなお仕置きをグヘヘ…」なんて思っていた自分ですが、予想外の捕まり方を見てまた固まりました。


おそらく…
ネズミは一度ネズミ捕りシートに引っかかったものの、足がシートの外に出ていたのだと思います。そこから懸命にもがいて、シートごと机から落っこちたのでしょう。

そしてシートはイスにくっつき、シートから剥がれたネズミは床に着地!

たぶんこの時、ネズミは「これで逃げられる!」って思ったと思います。
ところが、体に付いた粘着剤のせいで、今度は床に貼りついてしまう…
ネズミの絶望を考えると涙が止まりませんね。
シートから剥がれても逃がさない粘着液の威力、恐るべし。


ネズミがもがいているので、逃がさないためにもとりあえずネズミの上にネズミ捕りを被せました。

これで逃げられる心配もないですね。

で、床からネズミを上手くネズミ捕りの方にくっつけます。

ネズミ捕りに移した奴の写真がだいぶクリアに撮れたので、その写真をこのブログでも何度か登場しているいけのんに送り付けたら

「ぷぎゃああああああああああ
グロすぎ吐いたw」

と返ってきました。
見たい方は個人的に連絡ください。


そんなこんなで2匹目も無事あちらの世界に送り込みました。
ただ、この後床の掃除するのが大変でしたが…。

そして相変わらずネズミ達は、部屋にチラッと姿を見せたり、
夜になると天井の上をガサゴソガサと這い回ったりしています。

さらに残るネズミ捕りは2枚。残りでどれだけのネズミをやっつけられるやら…。


(また次回へ続く)

たぶん次回のタイトルは、
「ネズミとの戦い(その3:ジェノサイド編)」とかなると思います。

2013年11月3日日曜日

ネズミとの戦い(その1:ぬか喜び編)


最近、僕はあるものと戦っています。

それは…ネズミ。
画像はイメージです。
実際こんなに可愛くないですからね。


奴らは、部屋におやつがあれば食い散らかし、豆乳があればパックをかじって穴を空け、ゴミ箱を荒らし、フンを残し、部屋中を汚す憎き敵なのだ!!

こんな感じでやられます。
豆乳拭いてる時何だか惨めな気持ちになります。


しかも奴らは、自分が部屋にいない時を狙って悪事を働くので二重の意味で汚い。
以前、部屋に戻ってきて、日本から来た人にお土産でもらったチーザを全部食べられているのを見つけた時は、発狂しそうになりました。地団駄ってこういう時に踏むんですね。思わずやってました。


そこで、ついに腹に据えかねた僕は武力行使に踏み切ることを決定。
日本から持ってきてもらったネズミ捕りシート、今こそ使う時!
待ってろネズミ。今捕まえてやるからな。フハハハ。

パッケージの写真を撮り忘れたので、
こちらもイメージです。



【戦い①:とりあえず王道】
ネズミ捕りの説明書きを見ると、ネズミが通りそうな隙間などに配置してください、とある。
ということで、説明に従ってネズミの通り道にシートを設置!

というのも、今までの被害の経験からネズミのルートは把握済み。
いつも奴は、お菓子やゴミを荒らした後に帰り道の跡が微かに残していくのです。ゴミとかお菓子を巣に持って帰るみたいだし。あぁ憎たらしい。
シートは5枚入りなので、最初から本気を出して全部のシートをそれぞれの場所に設置。





結果――――敗北。



捕まりませんでした。
それどころか、ネズミ捕りシートを置いたことで浮かれて、迂闊にもテーブルの上に豆乳を放置しており、そっちを食い散らかされていました。キィー!
負けない、私は負けないぞ!



【戦い②:豆乳でおびき寄せ作戦】
グーグル先生に聞いてみたところ、ネズミは警戒心が強いらしく、普段と違うものには近寄らないらしいです。そのために前回は失敗してしまったと分析。
てことで、いつも被害にあっている豆乳をシートで囲い、おびき寄せる作戦に変更しました。

こんな感じ。
ついでにゴミ袋も齧られるので、それも設置。



翌日、仕事から帰宅すると…
 !!!
机の左の方に注目!

何とネズミが捕まっているではありませんか。
ネズミを捕まえるためにネズミ捕りを設置したものの、本当に引っかかってるのを見た時は固まりました。
シートの上で粘着性の液でベトベトになってもがくネズミは見ていて気持ちの良いものではありません。

しかし、とにかく、悪さをしているネズミを捕まえたのです。
人間様に逆らうからこうなるのだ!と心の中で唱えながら、恐る恐るシートを袋に入れて捨てました。



長い間悩みの種だったネズミを駆除したことで、これからは平穏な日常が戻ってくることでしょう…。
脳内でビフォーアフターのリフォーム後に流れるBGMが流れます。

ネズミを処理し終えた達成感を感じながら、優雅な気持ちに浸ってFacebookを見ていたところ、




ゴソゴソゴソ


え?


ひょこ!(という音は出ていませんが)
なんと、ネズミが戸棚の陰から顔を出しているではありませんか!!!

奴は僕の姿を見つけるとすぐに引っ込んでしまいましたが、それだけで十分な衝撃を僕にもたらしました。


まだ…奴らは居る。
ネズミとの戦いは始まったばかりなのでした。

続く

2013年9月28日土曜日

おっちゃんに電話番号を聞かれた話

ある日の出来事。
Wifiの使えるカフェで、skypeで通話しているところでした。

とんとんとん
肩をたたかれる。

何?って振り向いたら、後ろ側の席に座ってたおっちゃんがベトナム語で話しかけてくる。

ベトナム語、わからん。
わからないという素振りを見せて、元の方を向く。

とんとんとん
また肩をたたかれる。

一応、振り向く。
おっちゃんは俺に電話を見せて、ニッコリする。
電話番号を教えろと言うことだろうか…。

対面でもコミュニケーションがほぼ不可能なおっちゃんとどうやって電話で話せと…。
とりあえず、よくわからんという仕草でまた向き直る。

とんとんとん
…しつこいな。

と、おっちゃん、電話を俺の耳に当ててくる。
え?
電話の相手は何か喋っている。

いま、おれ、スカイプで別の人と話してるんだけど!

しかも電話の相手「Chung ta hay ??m hon c?a b?n…」
ベトナム語で話しかけてくる。

「Sorry?」英語で聞き返す。
「アー!?」
ベトナム人は、相手が何言ってるかわからなくて聞き返すときは、「ア!?」と言って聞き返す。眉間に皺を寄せて。チンピラか。

というか、ベトナム語しか喋らん奴電話で呼んでどうする!


そんなおっちゃんがたまに現れる国、ベトナム。

2013年8月17日土曜日

いけのんの災難2

どーも。
一カ月ぶりのこちらのブログでございます。

前回の記事は、「いけのんに起きた災難」でしたが、
8月に入っていけのんがまた災難に見舞われております。

頼んでみた謎のドリンクを写真に収めるいけのん

しかも、今月に入って2回も。
最初の災難は、とある仕事からの帰り道でした。

いけのんは通勤にバスを使っているのですが、その日のその時間帯はやけにバスが混んでいました。
ハノイのバスはスリに要注意スポットなのです。
そこで、ポケットのケータイをカバンに入れ替え、鞄をしっかりと抱きかかえるいけのん。

いやあ、やっぱりバス乗るときは気を付けないとね!・・・という見事な前フリ。
まさかのまさか、バスを降りて鞄のファスナーが開いていることに気づいた時には手遅れ、
ケータイはすでに無くなっていました。

これは僕にとっても中々衝撃的で、警戒していても盗られるんだなと知りました。
ケータイ鞄に入れたから、鞄しっかり持ってるからまさか・・・という心の隙を突いてくるんですね。
皆さんも旅行の際にはお気をつけあれ。いつになく真面目でためになる記事ですね。



2つ目の災難は、いけのんが終バスを逃してタクシーで帰った日に起こりました。

タクシー探して道を歩いていると、乗れよーとばかりにクラクションを鳴らして近づくタクシー。
余談ですが、ハノイにはタクシーがわんさかあります。その中でも信用できるタクシーと出来ないタクシーというのがあるのです。

その時寄ってきたのは、評判の良いタインガータクシーという会社のタクシー。
丁度良かったので、そのタクシーに乗り込みます。



これがタインガータクシー。



これが間違いでした。悲劇の始まりです。






…って書くと、なんだか恐ろしい話みたいですね。
そう。この後いけのんは目を覆いたくなるような恐怖のどん底に落とされるのです。





後部座席に座ろうとしたいけのん、ところが運転手に何か言われ、助手席に座るように身振り手振りで指示されます。
座席壊れてたりしてるのかな、と助手席に座るいけのん。

タクシーは発車して、いけのんの家へと向かう。
運転手が話しかけてくる。

運転手「ふぉいうぇあfじえあjふぉわ?」(ベトナム語で聞き取れない)
いけのん「??」
運「にゃっばん?」(日本人か?と質問。これは聞き取れた)
い「ばん」(ベトナム語でYes、の意味)


運転手、おもむろにいけのんの方に手を伸ばしてくる。
ん?鞄がどうかしたのか?といけのんが思ったところ、


もりっ

い「は!?」



運 転 手 が い け の ん の 股 間 を 触 っ て き た 。

しかも徐行ではあるが運転中である。
ちなみに言っておくと、「もりっ」という音は僕の想像で勝手に付け足しました。

い「やめてくれ!」
拒否るいけのん。それでもなお触り続ける運転手。


い「ぴーー」
いけのんが奇声を発したわけではありません。
不適切なワードで罵ったので音声を被せました。


運転中なのもあって事故られたら困る。
これまた下手なことをして凶器を持ち出されてもまずい。
怒鳴って抵抗するも、最悪のシナリオを想像してビビるいけのん。
しかし、そんなこんなで運転手は痴漢を止めました。

運「シンロイ」(ごめんなさい)

謝るならすぐに止めんか。いやむしろ最初からするな。

そうして二人はいけのんの家まで行きました。タクシー的な意味でです。
家に着くと、いけのんはお金を払って逃げるように去っていきました。


ああ、何と恐ろしい話でしょう。





あれか、記事の更新が滞っているからネタを提供してくれたのか。
それにしてもやりすぎだと思うぞハノイ市民。

そして災難はまだ続く。

2013年7月9日火曜日

いけのんに起きた災難。

ある日の仕事終わり、
いけのんと打ち合わせのためにKFCで待ち合わせをしていた。
(いけのんは、僕と同じプログラムに参加して、ベトナムで働いています。派遣先企業は別ですが)


いけのんがちょっと遅れてやってきたのだが、
やって来たいけのんが、
こんな感じだった。



何故かぐったりしているいけのん。シャツも顔もすごい濡れている。
あと「靴下濡れたわー」って言って靴下脱いでいたので、
スコール?と聞いたがどうやら違うらしい。


何があったか聞くと、


こんなことがあったらしい。
順を追って説明しよう。

------
①KFCに向かう途中路地を歩いていたら、向こうから奇声をあげながら走ってくるおじさんが現れた。

②奇声をあげながら走ってきたおじさん、いけのんとすれ違う寸前に…

転倒。
しかも水たまりの上に。


③奇声をあげながら走ってきて水たまりに転倒したおじさんに、なんだなんだと注意を向けるいけのん。


④その瞬間、奇声をあげながら走ってきて水たまりに転倒したおじさん、いけのんの鞄を奪おうとする。


⑤しかし、ひったくり失敗。
奇声をあげながら走ってきて水たまりに転倒しその隙にいけのんの鞄を奪おうとするも失敗したおじさん、逃亡を図る。


⑥怒れるいけのん、それを追う。


⑦いけのん、奇声をあげながら走ってきて水たまりに転倒しその隙にいけのんの鞄を奪おうとするも失敗し逃亡を図るおじさんを捕まえ、怒鳴る。


⑧奇声をあげながら走ってきて水たまりに転倒しその隙にいけのんの鞄を奪おうとするも失敗し逃亡を図るも捕まって怒鳴られたおじさん、どこかへ逃げる。

------

ということだったらしい。

鞄こそとられなかったものの、いけのんは靴下をびしょびしょにされ、鬼ごっこで体力を削られ汗だくになってKFCにやってきたのでした。

皆さんも、奇声をあげながらこちらに向かって走ってくるおじさんにお気をつけあれ。


災難はまだまだ続きます。笑

2013年6月19日水曜日

一家の坊ちゃんたちが可愛すぎる。

シンチャオ!

現在僕は、ベトナム人一族の経営する会社で働かせてもらっています。
そういう事情もあってか、僕が基本的に仕事しているオフィスも3男の住居と兼ねられています。
(ちなみに僕はそこの嫁さんと一緒に仕事しています。彼女が会社でほぼ唯一英語が使える人なので)

で、その嫁さん、3人の怪獣子供がいるんですね。
彼らが可愛くてしょーがない!

今日は彼らを紹介して愛でるだけの記事です!

長男、フィ!
左側の緑のボーイ

最近、“My name is”というフレーズを覚えたが、微妙に意味を勘違いしていて、
(弟を指して)My name is ズィア!
(母を指して)My name is ギア!
などと色んな人の名前を教えてくれます。


次男、ズィア!
右側の赤ボーイ

たぶん4歳くらい?
やんちゃ盛りなお年頃。飯屋に行くと必ず何かこぼす。
特に遊んであげているわけではないのだが、ものすごく俺のことが好き。なので俺もこの子好き。


三男、ジェン!
言うまでもなく右側です。

もう一枚。彼だけ画像貼るとき縮小してません。

1歳!歩けるけど殆ど喋れない。
もう可愛くてしょうがない。周りの大人もメロメロ。
何を思っているのか、自分を発見するとじっと見つめてくるんですね。
折角なので面白い顔とかするんですが、まったくの無反応。何やってるんだ俺、という気持ちにさせてくれます。

これが3人の集合写真。

お母さんもいるバージョン

ズィアが強く抱きすぎて、ジェンが泣き出す寸前です。

最初に書いたように、オフィス兼住居なので、長男次男が学校(幼稚園?)から帰ってくるともうワイワイ動物園みたくなってます。

そんな僕の最近の心配は、数か月後、今は言葉をほとんど話せないジェンにベトナム語の能力で負けるんじゃないかってことです。

ではでは!

2013年6月4日火曜日

ベトナムでサッカーをした!

シンチャオ!
こちらハノイは、猛暑の季節に突入しております。
どうやら6月が一番暑い季節のようで、気温は40度になるとか。

それでいて湿度めっさ高いですからね。蒸し焼きです。


今日は、そんなクソ暑い日曜に、サッカーをしてきましたよという話。
写真を撮り忘れてしまったので、想像が掻き立てられる活字でお楽しみください。


サッカーをしようと決まったのは前日の夜。
大学の敷地内に人工芝のサッカーコートがあるという話になって、そのままノリで決まったのだ。

「じゃあ、10時に集合で!」
と言ってその日は終わった。


翌日。僕らは11時半ごろに勢揃いした。総勢6人。

「じゃあサッカーするか!」

…とコートに入ろうとするも、オッチャンにベトナム語でまくしたてられる。
どうやら空いていないよう。そんな強く言わなくても。
たしかによく見ると(ベトナム語なのでよく見たのは友達)、午前は11時まで、午後は14時からになっている。ジーザス!(ベトナムは仏教国)

仕方ないので、とりあえずお昼を食べることにした。
近くの食堂的な居酒屋的なところで、ビールと食べ物を注文する。

「それじゃ、お疲れ様!かんぱーい」

今日まだ何もしていない。
ビールを3杯ぐらい飲んで、一通り会話を楽しんだ後、ぼちぼちコートに戻る。

「じゃあサッカーするか!」(二度目)

今度は難なく入れた。…いや実を言うと、お金のことでオッちゃんと揉めたが。
チームを決めて、3対3で試合を開始する。

…10分後

「そろそろハーフタイムかな」
「そうですね、休みましょうか」

時刻は灼熱の午後2時半ごろ。10分でバテバテ。
あまりにバテるのが早いので、これはアップ不足なんじゃないかと考え、休んだ後に皆でパス回しをしてアップすることに。

…10分後

「疲れたから休もうぜ」
「そうですね、休みましょうか」

アップで体力を使い果たす。
そして・・・

「そろそろ帰ろうか」
「そうですね、帰りましょうか」

ハーフタイムの後、後半戦が行われることはなかった。

僕らの犯した間違いは、
「6月のハノイの午後2時半」に「酒を飲んで」サッカーしたことだと思います。
ハノイでサッカーする際は、皆さんくれぐれもお気を付けください。

ちなみに隣のコートでは、ベトナム人のおっちゃん達が、元気にコートを走り回っておりました。しかもちょっとメタボ。
恐るべし。

2013年5月24日金曜日

素敵な家の素敵なツッコミどころ


こっちで僕が住んでいるところは、僕が働いているOXIという会社が提供してくれたところです。
その家が、すごい。予想をはるかに超えた素晴らしい家なのです。

百聞は一見に如かず。写真をご覧あれ。

外観。でかい。
横に3つ部屋が並んでいる構造になっています。


 一番左の部屋。寝室です。家にいるときは大体ここで色々しています。
何しろ冷房がありますからね!


ドアの方から撮った写真。
ベッドでかいです。 170cm×200cmくらいでしょうか。


真ん中の部屋。神棚があります。 


部屋の反対サイドから。ソファ二つあります。
ウォーターサーバーあります。ベトナムだと結構普及しているみたいです。

右の部屋はキッチン。奥はバスルームとトイレ。

最初に連れてこられた時はびっくりしました。
きれいだし広いし色々ついているし!

それにそれに!
記事のネタになりそうなツッコミどころも用意してくれているんです!

それはこちら。



バスルームなんですが…



!!!


どうやってもトイレットペーパーが入らない…

そして金具も取り外せない。
ただのトイレットペーパーホルダーの形をした金属に成り下がってます。



仕方ないのでペーパーはここに置いています。

お腹を壊した時なんかは、このトイレットペーパーホルダーと寂しさを分かち合っています。


どうでしょう。
広くてきれい、テレビもソファーもツッコミどころもばっちり!そんな素敵な家に住んでるぜ!という自慢でした。
ハノイ中心部からはやや距離がありますが、ハノイにお越しの際は是非お立ち寄りください。
運が良ければスコールのシャワーも浴びれますよ!

ではでは、
タンビエッ!

2013年5月21日火曜日

水が出なくて困った時は

困った事態に陥っております。

水が、出ません。
運良く(もしくはそれに備えて?)、水を貯めている井戸みたいなものがあるので、そこの水をバケツで汲んでトイレのタンクに入れて用を足しております。

こうなると困るのがシャワー。
そこの水は、トイレならいいですが結構汚いのです。その水で自分を洗ったら、どっちがきれいになるのかいい勝負といったところ。

どうしようかなと思いつつ、水を汲みに行ったところ…

ゴロゴロゴロ!

僕のお腹ではありません。よくなりますが。
雷です。

こちらでは、今のところ2,3日に1回ぐらいスコールがやってきています。
しかもその激しさも時間も半端ではない。
ザーーー!というよりも、ドドドドド!という感じ。しかもひっきりなしに雷が光ったり鳴ったりしています。

さすがに外出できなくなるので、夕食前に奴に来られた時は外出を諦めて家でインスタント麺を食べます。しょんぼり。

がしかし、今日の僕は違います。(夕食も食べた後だったし)

しめた。シャワー浴びれる!
タンクトップとパンツだけになって、サンダル履いてタオル持って外に出ました。
家の前は、ちょっと離れて工場があるくらいで、(向きにもよりますが)辺り一面広い土地なのです。

ドドドドドドドドド! 体に激しく降り注ぐスコール。
めっちゃ気持ちいい!!!!
さっさとタンクトップ脱ぎました。
あたりを警戒しながら、パンツも脱ぎました。

イメージしやすいように、例えるなら、
「露天風呂に行こうとして扉を開けたら、スコール真っ只中のベトナムの空き地に飛ばされた日本人」って感じです。

ピカッ!…ゴロゴロゴロ!

雷の音近づいた!?
その瞬間、僕の頭にひらめいたのは、

「22歳在越日本人、雷に打たれ感電死
---全裸で発見。家は水道出ず---」

という記事。さすがに成仏できなそう…。
風邪をひくというオチも全然いらなかったので、ささっと切り上げました。


次の日、英語ができるインターンの子に水が出ない状況を説明して、
スコールでシャワー浴びたんだよね!って言ったら、
信じられない、みたいな顔をされました。

2013年5月18日土曜日

ベトナム人のヤバいホスピタリティ


こちらに来て何度か、家の食事に招いてもらったり、ちょっと良さげなレストランでご飯をご馳走していただいたりしています。
ベトナムは、食文化が発達しているらしいし、日本人の口に合う料理が多いと思います。すごくおいしい。
料理の詳しい説明は他の記事やブログに譲って、今日は僕の周りのベトナム人のホスピタリティについてです。

先日、社長の家でご飯を頂きました。
社長の家というか、この会社は一族経営なので、その家族の家にお邪魔したという感じです。
で、社長というのはお母さんにあたる方。仕事もできるし人望も厚い、そして何より笑顔がめっちゃ優しそうなママン。

僕がご飯食べてると、どんどん食べなさい、みたいなことを言ってくる。
美味しいし、パクパク食べてるんですが、たまに

ひょいっ

と、僕のお椀におかずを入れてくれるんですね。

ひょいっ

あ、また来た!
どんどん僕のお椀におかずが増えていきます。

で、結構お腹いっぱいになってきても、
もっと食べなさい。みたいなことを素敵な笑顔で言ってくる。
これは…この前習得した呪文を使う時だ!!

僕「ノーゾーイ(もうお腹いっぱい)」

マ「!」
あ、ベトナム語喋った!みたいに嬉しそうになるママン。

ひょいっ

あ!入れられた!
お腹いっぱいアピールしたのに!

…これと似たことをどこかで経験した気がする。と思ったら、盛岡で食べたわんこそばでした。

------
あと、ビールもめっちゃ勧めてきます。

ママンが「ひょいっ」と同じく「トクトクトク」ってやってくれるのもあるんですが、ビールはおっちゃん達も勧めてきます。

一家のおっちゃんたちとお昼を食べていた時。
隣のおっちゃんに、ベトナム語の「乾杯」を教えてもらいました。

「ゾー!」って言うんですが、
そしたら隣のおっちゃん、やたら「ゾー」をやってくるんですね。

僕も楽しくて「ゾー」ってやっていたら、
「ゾー」の後に、指でグラスを指さすんですよ。「ここまで飲め」みたいな感じで。
んで飲んだら、

トクトクトク
「ゾー!」
スッ…(グラスを指さす)

てのを何回か繰り返していました。
…これと似たことをどこかで経験した気がする。と思ったら、サークルの飲み会でした。

そんな感じで、とても温かい人たちに囲まれて生活しております。
太らないようにだけ気を付けます。

それでは、タムビエッ!(じゃあね!)



2013年5月16日木曜日

ベトナムでタクシーに乗った話

シンチャオ!(ベトナム語のHello!)

こちらに来てからもうすぐ一週間です。
移動の際は、タクシーを使うことが多いです。バスのほうが安いのですが、乗りこなすのにもう少しかかりそう。
(ちなみに、いけのんのブログにタクシーとバスについて詳しく書かれています。http://ikenon.blogspot.com/2013/05/blog-post.html



ハノイにはタクシーがいっぱい走っていて、探せばすぐにタクシーに乗れます。便利。

ただ、僕はまだベトナム語が出来ないので、タクシーに乗った時に、住所をドライバーに見せて行きたいところを伝えます。


先日あった話、

僕「ここに行きたい(住所書いた紙を見せる)」
運「OKOK~(みたいなことを言いながら頷く)」

車は順調に進んでいたのですが、もうすぐ大きな交差点というところで、急に速度が遅くなる。
そして運転手が取り出すはケータイ電話!

運「sfa acc s dn liuase uxy!」
何を言っているかわからないが、どうも道を聞いている気がする…(汗

運「おい、さっきの住所の紙をかせ!」

運転手、肩と耳に挟んでケータイで道を聞き、片手で住所の紙、片手でハンドル。そして視線は紙の上…!

ってことが、すでに3回ぐらいありました。
命がいくつあっても足りないんじゃなかろうか。