2017年6月17日土曜日

【ブログ再開報告】まさかと思っていたがまたベトナムで働くことになった話

最後の記事から約3年…


ベトナムでの生活が再び始まりました。


きっかけは半年ちょっと前、東京の某IT企業でコンサルをしていたある日、

O原さん「ベトナムで一緒に仕事しない?」
俺「うーん…いきます!」

かくしてベトナム行きが決まりました。

何を隠そうO原さんは、4年前に僕がベトナムに行くことになったプログラムを企画した会社の人なのです。
つまり過去に参加したベトナムインターンプログラム、それを企画した会社に入社することになったわけです。


まるで放流されて育った川に戻ってきた鮭です。びちびち。


周りの人にベトナム行きを告げると、海外で働きたかったんだね~、みたいなことを言われますが、実はそうでもなかったりします。

伸び盛りの会社で、人が足りないのでいろいろできて、ベトナムにも拠点があって、おそらく行きたがる人が少ない。

これはチャンスでは?…じゃあ僕が。ということです。
運もよかったです。


あと転職先が、海外渡航する教育プログラムを作ったり、田舎でシェアビレッジを作ったり、面白いことをしてるのもよかったですね。

これが、出会い系サイトのサクラになってスパムメールを送りまくるような会社だったら、たぶん断ってました。




ちなみに、親に転職しようかと思っていること、その場合はベトナムに引っ越すことになることを告げると

「もうきたか」

と言われました。
理解のある、を通り越して予想されてました。さすがです。



そんなわけで、べとなみーずじゃーなるはまた更新され続けることになりました。めでたしめでたし。

オフィスからの眺め

2014年8月17日日曜日

い〇のんの災難final ー 帰国直前 ー

こんにちはー。

久々の更新。私はすでに日本に帰ってきておりますが、このネタは書かなくては!と急に思い立ったので書くことにしました。

今回の彼の災難は、帰国直前の3月13日の夜遅くに起こりました…




僕が家で最終報告書の仕上げやら片付けやらをしていると、い○のんから電話が。
ちなみにい○のんは、14日の午前に出国、私は14日の夜便での出国を控えておりました。

夜遅かったので、帰国を前に1年間お疲れ的な電話かと思い、電話に出ました。

俺「うい」

い○のん「りょ~」
何だか泣きそうな声。どうしたどうした、感傷的になってるのかな。




い「カバンとられた~(ノД`)」




…割と衝撃的なことを言ってきたぞ。

俺「え、まじで」







い「中にパスポートと財布も入ってた~」

俺「え、まじで」









俺「ま   じ   で ーーーー!!!」






かくしてい○のんは、約1年の滞在からの帰国12時間ほど前に、パスポートと全財産を失ったのでした。

一体何が起きたのか。いやホント何してんだ。






遡ること3時間ほど前―――
ベトナムでの最後の夜。い○のんは、よく遊んだりお世話になってた在住の日本人(Aさん)とご飯を食べてました。

Aさん「で、い○のんこの後は??最後に挨拶しなきゃいけない女の子とかいるんでしょ?(ニヤニヤ)」

い「いやいや~、いないですよそんなの~。家帰ってブログ更新でもしてますよ。」









実は、いた。






ここで、何故今回彼の名が伏字になっているか説明しましょう。
それは、このブログをい○のんの彼女が見ている場合も想定して、伏字にしていたのです。

見てるかー!彼女見てるかー!いけ○んはベトナム楽しんでたぞー!
(※い〇のんの名誉のために言うと、「この子は単なる友達で、特別な関係ではない」と彼がいっていた(彼に言わされた)ことを書いておきます。)





さて、Aさんとの食事を終えて岐路に着くい○のん。
ただこの時点では、い〇のんはその子と会おうとは思っていませんでした。
…と、本人は言っています。


が!どういうわけか、ホントにどういうわけか、やっぱり会っておこうと思い立って、彼女(B子)に連絡をします。
連絡が取れて、彼女の家の前で会うことに…。






~彼女の家にて~

い「明日Japanに帰るんだ~」

B子「え、うそ…」








言ってなかったのかよ!!!!!!!







どうして教えてくれなかったの!と問い詰めるB子。必死で弁明するい〇のん。
にわかにヒートアップした二人は、




隣人「うるさい!(ベトナム語)」




怒られた。
アパートの部屋の前で言い合いしていたので、近くの公園に場所を移動。





~公園のベンチにて~

B子「何で言ってくれなかったの!ワタシの事なんでどうでもいいの!?」

い「だからあ!」



※首ではありません。肩です。



肩を掴んで、必死で説明を試みるい〇のん。
動揺して取り乱していたB子は泣き出してしまいます。

どうしたものか…と思案するい〇のん。ここで、気付く。


鞄が、無い。


自分の隣に置いたはずの、「だからあ!」と言う時に置いたはずの鞄が、ない。

落ちたのかな?足元を見る。ない。
もしかして?ベンチの下を見る。ない。

鞄の中には、さっき引出した預金を含む全財産と、パスポートが…
帰れない?不法滞在?犯罪者?
めちゃくちゃ焦るい〇のん。

ベンチの周辺を探してもない。
近くの茂みみたいなところにもない。
B子に聞いても見てないという。






うぇあ、 いず、 まい、 ばーーーーーーーーっぐ!!!!!! (と言ったかは知らない)






い○のん、発狂。

B子は新しく加わったショックも合わさり相変わらず泣いているし、い○のんはB子どころじゃなく死にもの狂いで鞄を探している。
修羅場から一転して地獄絵図に。



当りを探してみてもやはり鞄は見つからず、これは盗まれたとしか思えないということで、B子を連れて周辺の人に自分の鞄らしきものや怪しい人を見なかったか聞いて回るい○のん。

たぶん近所の人もびっくりしたでしょう。
話しかけられて何かと思ったら、何か女の子すげー泣いているし、隣の外国人の男は何かよくわかんないことまくしたてて超焦っているし。



――結局、有益な情報は得られず、警察やら色んなところに連絡しつつ、途方に暮れていた時に私に電話をくれたのでした。
(い〇のんはホーチミンに居て、私はハノイに居たので、助けにはなれませんでしたが…)

そして後日い〇のんは、大使館やら警察やら回り、パスポートの代わりの証書みたいなものを発行してもらい、数日後に帰国することが出来たのでした。





・・・めでたし、めでたし。
皆さんも、帰国前夜に急に思い立って女友達に帰国を告げるようなマネはしないようにしましょう。



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おまけ
い〇のんがひったくりに遭った話はこちら
い〇のんが痴漢に遭った話はこちら

2014年1月8日水曜日

めちゃくちゃ寒いハノイの冬。なぜなら…

シンチャオ!

2014年になりましたね。
今年は、少なくともハノイに居る間はもうちょっと頑張ってブログを書きたいと思います。

といつも思っていますが、たぶんマイペースな更新のままだと思います。



さて、最近のハノイのなのですが、

寒い。


ハノイはベトナムの北の方にあり、実は温帯気候。四季があるのです。
なので、日本と同じように今は冬なのです。

どれくらい寒いかというと、
気温で言うと、朝夕は10度前後。
…と聞くと、「そんな寒くないのでは?」
と思う方も多いのではと思います。


しかし!
大間違いです。めっちゃ寒いです。


何故寒いかというと、
「家の作りが冬に対応していない」
ということ。

毎年冬が来るハノイなのに、何故か家の作りは夏にしか対応していなかったりします。
もちろん家にもよるのでしょうが…少なくとも私の住んでいる家は全く対応していません。

対応していないポイント①

一見部屋にエアコンがあるので冬でも大丈夫そうですが…


エアコンは、スイッチが一つしかなくON/OFFしか切り替えられません。
そしてONにすると冷気が出てくるのです。


対応していないポイント②

さっきの写真。
ちょっとズームしてみましょう。


わかりますか?
ブラインドみたいになっている窓は固定されていて、外気が普通に入ってくるのです。

何故か冬に対応していない家、そして暖房器具もない。今まで戦っていたネズミも最近は出てこない。
つまり、ハノイはだいたいどこにいても寒いのです。これが日本とは違うところ。




じゃあ冬にハノイ人はどんな生活してるのってとこなんですが、上着を着て夏と同じように生活しています。あまり変わらない。

夏にスイカ食ってた果物屋さんは相変わらずスイカ食ってるし(売ってるし)、
夏に道でトランプしていた人たちは上着を着てトランプしているし、
夏に道端でシャンチー(中国将棋)しているおっさんは、ジャンパー着て同じように打ってるし、
夏にバイクの上でだらだらしていた人たちは、上着を着てだらだらしているし(人数は減った気がするが)、
夏に路上で乾杯している人たちは、やっぱり上着を着て外で乾杯しています。

みんな家の中入ってやれよ、と思いますが、家の中も寒いんでした。

ベトナムについて書かれた本に「北部は我慢強い性格」って書かれていたりしますが、こういうことなんでしょうかね…?



一方私の一日はというと、朝寒い寒いと目をさまし、オフィスに行き、気温の上がる昼間は寒い屋内でかじかむ手で仕事をし、気温が下がってくる夜に家に帰り、寒い家で寝るまで過ごします。寝るまでと言ってますが、何をするにも寒すぎるのでさっさと毛布に包まってしまいます。
活動時間が短いうえに生産性もあがらない。


逞しいハノイ人に比べて、寒さにやられっぱなしの私。こんなんじゃいけない。
寒さに対抗すべく繰り出した秘儀…それは、


「厚着」


今の日本みたいに、中に居たら暖房がきいていて温かい場合は、外にいるときだけ立派な防寒着を身に着けていればいいんです。昔の私もそうでした・・・

でも、一日中どこに居ても気温が変わらず寒い、そんな時には厚着です。


ある日の私の服装、
上半身:ヒートテック×2、タートルネック、シャツ、セーター
下半身:ジーンズ、ゆるめの綿のパンツ、タイパンツ
その他:マフラー、ニット帽、靴下×2

そんな格好で朝出かけ、家に帰れば
上半身:Tシャツ×2、タートルネック(服と服の間だったので汚れてないだろうと再登板)、トレーナー
下半身:バスパン、スウェット

という格好でいます。
もう着膨れ感が半端じゃない。野球拳で負ける気がしない。お前らまとめて裸にしてやるぜ!みたいな。
ちなみに靴下は洗濯が間に合わないので最近では一枚ずつ履いています。それでもまだ温かいし野球拳も強いです。



まあ本当のことを言うと、ジャンパーとかコートとかを買うタイミングを逃してしまっただけなんですけどね。


2013年11月11日月曜日

ネズミとの戦い(その3:ジェノサイド編)

ネズミとの戦い、その3です。

その1はこちら
その2はこちら



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なんやかんやで2匹のネズミを捕まえましたが、敵はまだまだまだまだいます。
今日も、部屋の外をササーっと疾走するネズミを見かけましたし、夜になると相変わらずガサガサと天井裏で何かしています。
そして!僕が居なくなるとやはりゴミ箱を漁ってティッシュをぶちまけたりします。

懲りていない…!奴らは仲間が一匹づつ減っていることに気づかないんでしょうか。


まあ、僕がそんなことを考えても仕方ないので、自分の仕事(ネズミ退治)に集中します。
残り2枚になったネズミ捕りシートを同じように設置。


すると…
次の日やっぱり捕獲できました。
もはや慣れた手つきでネズミを処理します。

処理するときって、広げていたネズミ捕りを半分に折りたたんで捨てるんですが、つまり折りたたんだシートの間にネズミを挟むことになるんですね。

こんな感じで。


その時に、

「チュー」

あ、鳴いた。
どうやら挟まれて圧がかかった時に鳴くらしい。
…もう一回やってみよう。

ぎゅっ
「チュー」

お、やっぱり鳴いた。
……もう一回やってみよう。

ぎゅっ
「…」

あれ、鳴かない。

ちょっと強めにぎゅっ
「チュー」

お、鳴いた鳴いた(何だか満足)。
こんな風にして人間は簡単に残虐性が増すんだと身を持って知りました。よい子はマネをしてはいけません。




…さて、この時点でネズミ捕りを4枚使用しており、(最初に捕まえた時に2枚のシートに跨って捕まっていたので)
全部で5枚だったので、残り1枚。

敵(ネズミ)はまだ潜んでいそうだけれども、ネズミ捕りシートは残り1枚しかありません。
果たして残りのネズミ捕りでネズミ被害を根絶することは出来るのか…

とは言っても、使うより仕方ないので、設置しました。
囮エサの豆乳を角に置いて、斜めにネズミ捕りを設置しました。
こんなイメージです。
壁を立体的にするのに時間かかった…



そして、実はこの時、翌日からタイに行っていました。
(タイに行ってた時のブログ記事はこちら「越南日記:タイに行ってきた」

どういうことかと言うと、1週間以上部屋をそのままにしていたわけです。

1週間とちょっとの後、ドキドキワクワクしながらタイから帰ってきました。自分で書いていて思いましたが、部屋に設置したネズミ捕りにワクワクしながらタイから帰ってくるってだいぶ趣味悪いですね。


部屋に戻ると、





!!!!!!!!





想像を遥かに超える光景。
すでに3度のネズミ捕獲経験のある僕が、またもや固まりました。






6匹。


これを貼るためにモザイクつける方法を覚えました。




今回は6匹とも全部小さめのネズミだったのですが、それが1枚のシートの上に所狭しと捕まっているのは中々衝撃的です。


それにしてもどうやって6匹も捕まったんでしょうかね。
人間的に考えれば、捕まってる仲間を見て警戒しそうなものですが、ネズミはそんなことは考えられないんですかね。


エサがある、そして近くで仲間がネズミ捕りに引っかかっているということは……よくわからん、突撃!
みたいな感じでしょうか。アホですね。

それとも、仲間が居るから野次馬的に集まったら捕まった、ってのもあるかもしれませんね。アホですね。

あるいは、仲間がネズミ捕りに引っかかっている→今助けに行くぞ!…ちくしょう、俺まで捕まっちまった…!
というパターンもあるかもしれません。感動的ネズミドラマですね。

そういうことがあったなら逃がしてやらないこともないかな…






とは全く思いませんけどね!



そんなこんなでネズミ捕りを使い果たし、僕は9匹のネズミをあの世に送り込みました。南無。
しかし、やはりネズミは居なくなっておりません。そりゃそうですよね…。

ネズミとの戦いはまだまだ続く・・・

(でもネズミ記事飽きたので次回未定)

2013年11月9日土曜日

ネズミとの戦い(その2:厄介な2匹目捕獲編)

前回の記事はこちら。
部屋に悪さをするねずみが現れたので、捕まえるべく頑張る話。

今日はそれの続きです。



どうやら敵は複数いることが判明…。
たしかに、餌があるところにネズミが一匹だけ現れるのは考えにくいですね。
敵は複数いるとわかったところで、残りのシートでもう一度同じ罠を仕掛けます。

前回と同じ写真ですが、まあこんなイメージです。


その日の帰り道、ネズミが捕まっているところを想像し、わくわくさえしていました。
「捕まっていたらどんなお仕置きをしてやろうかグヘヘ…」
前回ネズミを捕まえた時はビビりまくっていたのに、人間はこうも簡単に残虐性が増すんですね。

ところが帰宅すると、朝家を出た時と特に変化は無し。
ネズミは捕まっていませんでした。警戒していたんでしょうか。

もう少しシートを仕掛けたままにしてみることに。





次の日の帰宅後…

!!!
下の方に注目。



います!ネズミ!
でも何だか変な状況。
ネズミ捕りは椅子に貼りつき、ネズミはと言えば床に貼り付いています。

「どんなお仕置きをグヘヘ…」なんて思っていた自分ですが、予想外の捕まり方を見てまた固まりました。


おそらく…
ネズミは一度ネズミ捕りシートに引っかかったものの、足がシートの外に出ていたのだと思います。そこから懸命にもがいて、シートごと机から落っこちたのでしょう。

そしてシートはイスにくっつき、シートから剥がれたネズミは床に着地!

たぶんこの時、ネズミは「これで逃げられる!」って思ったと思います。
ところが、体に付いた粘着剤のせいで、今度は床に貼りついてしまう…
ネズミの絶望を考えると涙が止まりませんね。
シートから剥がれても逃がさない粘着液の威力、恐るべし。


ネズミがもがいているので、逃がさないためにもとりあえずネズミの上にネズミ捕りを被せました。

これで逃げられる心配もないですね。

で、床からネズミを上手くネズミ捕りの方にくっつけます。

ネズミ捕りに移した奴の写真がだいぶクリアに撮れたので、その写真をこのブログでも何度か登場しているいけのんに送り付けたら

「ぷぎゃああああああああああ
グロすぎ吐いたw」

と返ってきました。
見たい方は個人的に連絡ください。


そんなこんなで2匹目も無事あちらの世界に送り込みました。
ただ、この後床の掃除するのが大変でしたが…。

そして相変わらずネズミ達は、部屋にチラッと姿を見せたり、
夜になると天井の上をガサゴソガサと這い回ったりしています。

さらに残るネズミ捕りは2枚。残りでどれだけのネズミをやっつけられるやら…。


(また次回へ続く)

たぶん次回のタイトルは、
「ネズミとの戦い(その3:ジェノサイド編)」とかなると思います。

2013年11月3日日曜日

ネズミとの戦い(その1:ぬか喜び編)


最近、僕はあるものと戦っています。

それは…ネズミ。
画像はイメージです。
実際こんなに可愛くないですからね。


奴らは、部屋におやつがあれば食い散らかし、豆乳があればパックをかじって穴を空け、ゴミ箱を荒らし、フンを残し、部屋中を汚す憎き敵なのだ!!

こんな感じでやられます。
豆乳拭いてる時何だか惨めな気持ちになります。


しかも奴らは、自分が部屋にいない時を狙って悪事を働くので二重の意味で汚い。
以前、部屋に戻ってきて、日本から来た人にお土産でもらったチーザを全部食べられているのを見つけた時は、発狂しそうになりました。地団駄ってこういう時に踏むんですね。思わずやってました。


そこで、ついに腹に据えかねた僕は武力行使に踏み切ることを決定。
日本から持ってきてもらったネズミ捕りシート、今こそ使う時!
待ってろネズミ。今捕まえてやるからな。フハハハ。

パッケージの写真を撮り忘れたので、
こちらもイメージです。



【戦い①:とりあえず王道】
ネズミ捕りの説明書きを見ると、ネズミが通りそうな隙間などに配置してください、とある。
ということで、説明に従ってネズミの通り道にシートを設置!

というのも、今までの被害の経験からネズミのルートは把握済み。
いつも奴は、お菓子やゴミを荒らした後に帰り道の跡が微かに残していくのです。ゴミとかお菓子を巣に持って帰るみたいだし。あぁ憎たらしい。
シートは5枚入りなので、最初から本気を出して全部のシートをそれぞれの場所に設置。





結果――――敗北。



捕まりませんでした。
それどころか、ネズミ捕りシートを置いたことで浮かれて、迂闊にもテーブルの上に豆乳を放置しており、そっちを食い散らかされていました。キィー!
負けない、私は負けないぞ!



【戦い②:豆乳でおびき寄せ作戦】
グーグル先生に聞いてみたところ、ネズミは警戒心が強いらしく、普段と違うものには近寄らないらしいです。そのために前回は失敗してしまったと分析。
てことで、いつも被害にあっている豆乳をシートで囲い、おびき寄せる作戦に変更しました。

こんな感じ。
ついでにゴミ袋も齧られるので、それも設置。



翌日、仕事から帰宅すると…
 !!!
机の左の方に注目!

何とネズミが捕まっているではありませんか。
ネズミを捕まえるためにネズミ捕りを設置したものの、本当に引っかかってるのを見た時は固まりました。
シートの上で粘着性の液でベトベトになってもがくネズミは見ていて気持ちの良いものではありません。

しかし、とにかく、悪さをしているネズミを捕まえたのです。
人間様に逆らうからこうなるのだ!と心の中で唱えながら、恐る恐るシートを袋に入れて捨てました。



長い間悩みの種だったネズミを駆除したことで、これからは平穏な日常が戻ってくることでしょう…。
脳内でビフォーアフターのリフォーム後に流れるBGMが流れます。

ネズミを処理し終えた達成感を感じながら、優雅な気持ちに浸ってFacebookを見ていたところ、




ゴソゴソゴソ


え?


ひょこ!(という音は出ていませんが)
なんと、ネズミが戸棚の陰から顔を出しているではありませんか!!!

奴は僕の姿を見つけるとすぐに引っ込んでしまいましたが、それだけで十分な衝撃を僕にもたらしました。


まだ…奴らは居る。
ネズミとの戦いは始まったばかりなのでした。

続く

2013年9月28日土曜日

おっちゃんに電話番号を聞かれた話

ある日の出来事。
Wifiの使えるカフェで、skypeで通話しているところでした。

とんとんとん
肩をたたかれる。

何?って振り向いたら、後ろ側の席に座ってたおっちゃんがベトナム語で話しかけてくる。

ベトナム語、わからん。
わからないという素振りを見せて、元の方を向く。

とんとんとん
また肩をたたかれる。

一応、振り向く。
おっちゃんは俺に電話を見せて、ニッコリする。
電話番号を教えろと言うことだろうか…。

対面でもコミュニケーションがほぼ不可能なおっちゃんとどうやって電話で話せと…。
とりあえず、よくわからんという仕草でまた向き直る。

とんとんとん
…しつこいな。

と、おっちゃん、電話を俺の耳に当ててくる。
え?
電話の相手は何か喋っている。

いま、おれ、スカイプで別の人と話してるんだけど!

しかも電話の相手「Chung ta hay ??m hon c?a b?n…」
ベトナム語で話しかけてくる。

「Sorry?」英語で聞き返す。
「アー!?」
ベトナム人は、相手が何言ってるかわからなくて聞き返すときは、「ア!?」と言って聞き返す。眉間に皺を寄せて。チンピラか。

というか、ベトナム語しか喋らん奴電話で呼んでどうする!


そんなおっちゃんがたまに現れる国、ベトナム。